「それでそれで」 「……私も聞きます」 黒の魔王さまに続いて、 近づいてくるヘナ。 「聞きたければ、もっと近づけ」 シャチを押しのけ、3つ頭が集まる。 「でな」 「へえええ」 「……」 「ときはな」 「おおぉっ」 「……」 「シルキスのやつ」 「ふわっ」 「……」 「もう私はっ」 「……」 「……ぽっ」 シルキスが聞いていたら、 顔を真っ赤にしてとめにくる会話。