「ああ、そのつもりだ」 シルキスは、慣れた手つきで刀身を鞘に収める。 「ねえ」 「質問なら、続けてどうぞ」 「シルキスは魔王さまを連れ出して、どんな生活をしているの?」 「そうだな、一言でいうと」 「言うと?」 「新婚生活」 「ぶっ」 アイオネは、本当に口から音を出して噴いた。 「と言うのが一番簡単な表現なんだけど、やっぱりそういう反応をされるか」