魔王さま100分の2


「ああ、そのつもりだ」

シルキスは、慣れた手つきで刀身を鞘に収める。

「ねえ」
「質問なら、続けてどうぞ」

「シルキスは魔王さまを連れ出して、どんな生活をしているの?」

「そうだな、一言でいうと」
「言うと?」

「新婚生活」
「ぶっ」

アイオネは、本当に口から音を出して噴いた。

「と言うのが一番簡単な表現なんだけど、やっぱりそういう反応をされるか」