生と死の間には

強固な壁など一切無い

あるのは子供の悪戯で

書かれたような

不安定で不確かな

グニャグニャと左右に曲がった

線があるだけ

それを越えるも単純で簡単

下手をすれば、いつの間にか片足を線の向こう側に出してしまっている。

そう、気を付け無いといつの間にか死へと向かって歩きだしてしまう。