“チョコレート”の妖精





『レイト、私を見て?』


風が駆けるー

それは、レイトを遠くに感じさせる。



『重ねて見てた?
重ねて見ても‥今レイトの前にいるのは、私だょ。』



「それでも、俺は…華夜を想ってるのか分からない。」




『そんなの、分かるかどうか何かじゃない!!
感じるがどうかでしょ!?』