静音ははっと自分の乳首を見た。

 そこには乳頭の粒の中から透明な腺液が丸い滴になっていた。修理が力を入れて乳頭を押し潰すとさらに乳液が出て大きくなる。まだ男にならぬ少年の甘い分泌物だ。

 静音ははじめて修理に乳を吸われた夜から、時々乳腺が腫れて痛むのを感じていた。男(を)の子なのに・・・大丈夫かしらと静音は誰にも言えず悩んだ。しかし、今、その敏感な頂点を修理に嬲られている!

 痛みでは無く快感が脳裏に響く!
 だが、修理は万作に同じ事をしたのだ!許せない!

 だが、意に反し、男の子の徴(しるし)の茎が立ち上がりやはり修理の愛撫を求めている!?
「このようなこともされたのか?」
 自分の乳に付いた滴を見せながら言う修理に、静音はついと横を向いて口を結んだ。修理はさらに意地悪く言う。

「誰かにこれを飲ませたのだよな?」