秘宝-戦い-第Ⅰ幕


「俺、日向。よろしくな」

ヒュウガ…。

ヒュウガは地面に突き刺さった剣を抜き、すばやい動きでヘビを倒した。
アレンも続く。

最後の1匹になった時、
アレンとヒュウガが毒を吹きかけられそうになった。

その時、
気の上から山賊のような女が飛び降り、ヘビの頭に短剣を突き刺した。

ヘビは悲鳴を上げ、倒れた。

「大丈夫!?」

女が私に駆け寄る。

「しみるかもだけど…我慢して」

女は私の傷口に黄色い水をかけた。

「…いっ」

手が痺れるようにいたい。
まるで、電気を通したみたいだ。

「もう少し…我慢して」

アレンは有香を見守っていた。

ユカ…。
すまない…。

彼はヒュウガに声をかけた。

「助けてくれて、ありがとう」
「おぅよ!…なんでヘビに絡まれてたんや?」
「絡まれたくて絡まれたワケじゃねーし」
「そんなこと分かってるがな。なんでこんなとこにいたんやっちゅー意味」
「ある物探してて…」

アレンは詳しく言わない方がいい。

と思った。