それでもわたしは生きている




ある日、私の家でいつもの様に、コウジと3人で食事をしてた。

当然ながら、ソウタはまだまだ手がかかる。

お茶をこぼしたり、おかずを落としたり…

その日はコウジにも手が掛かった。

お茶が欲しいだの、コーヒーだの。

ついでにお茶をひっくり返してもくれた。

「あーーっっ!!もうっっ!!辞めてよっ!私子供2人もいらんねん!!しかもなんでこんな大きい子供の面倒までみなアカンのよ!」

イライラして叫んだ。

コウジはそんな私の顔見て

「えへへ!」

と笑い言った。

「一生頼むで!」


へ?
一生?
私が?
なんで一生?

もしかして、遠回しにプロポーズっぽくない?

コイツ…
こんなにニコニコして…
私に世話焼かれるんがそんなに嬉しいか?

私のこと…
そんなに好きか…?


私は心を込めて答えた。