それでもわたしは生きている

「たった1年で子供理由に別れる位やったら最初から付き合うな!!」



こうやって、私にとっては悔しくてたまらない理由でフラれた。




「私、男運悪いねん!」

「ちゃうちゃう!男運悪いんちゃうねんで!自分がっ、悪いねん!」




昔、店の客のオッサンが言ってた。


私が…
悪いんか…


涙が止めどもなく溢れてくる。

いつもいつも…

今度こそ、幸せにって…

いつもいつも思うのに…

なんで?なんでなん?

私…一生懸命頑張ってるのに…
なんでなん…


私は寝ているソウタを起こさないよう、狭いキッチンにしゃがみ込み、声を殺して泣き続けた。