それでもわたしは生きている


「私、言葉は信じないんです!なんとでも言えるでしょ?」

「じゃ、何信じるん?」

「行動!行動は、ほんまに気持ちがないと出来ひんと思うんですよね!」




そう…
ほんとにそう…

皆、本気で好きでいてくれてる間は、すぐに会いに来てくれる。

優しく抱き締めてくれる。

誰よりも優先してくれる。

でも、本命がいるヤツは言葉だけ…

私の要求に何でも答える振りして

「ごめん、今日は…」

とか言って、行動と言葉のバランスが悪い。

電話の回数だって、本気を測るいい道具だ。

勿論、交際期間にもよるけどね!



「じゃ、どうしたらいいん?」

「そんなん!自分で考えて下さい!」



それからコウジさんは、自分の仕事が終わると私の家の前に来るようになった。

勿論家には入れないし、ソウタが部屋にいるから10分程車中で話して、バイバイ!

店の日は、12時に店まで迎えに来て、ソウタと共に送ってくれる。


それを彼は1ヶ月続けた。

「そろそろ信じてくれた?」

「何を?」

「いやいや…彼女と別れたって!」

「あ~、え?なんで?」