突然起こされ、隣りの部屋へ移動させられた私は、月明りだけの薄暗い部屋で何の疑いもなく

「…皆…どしたんですか?話って…」

と言いながら扉を閉めた。



 !!!



何が起きたのか…
突然押し倒され、いくつもの手か…

顔か…?

足…?

わからない…
わからないけど、とにかく暴れた。

「ギャァァッッ!!
うわぁ!やめてぇっ!!」

「お前手ぇ押さえろ!おい、お前行け!はよ入れろ!入れろ!」


何!?
いやや!いや!
こんなん絶対いややぁ!!


「…テッ!コイツ!顔面蹴りやがって!クソッ!」



身体に激痛が走った。


「いったぁっっ!!!」

「こいつ痛がっとうで、もしかして処女やったん?」

「まぁえぇわ、もう止められへん、代われ!」




私は精一杯抵抗した。

最後の最後まで暴れ続けた。

叫び続けた。