先輩は少し笑っていた。 『ってか、もう暗いじゃんッ!!! 美羽ごめん…。 せっかく来てくれたのに…。 』 先輩は申し訳なさそうに言った。 『いえ、めっそうもごさいませんッ。 ではさらばッ!!! 』 『えっ!! 美羽…???? 』 私は緊張のあまり先輩の声を無視し、ダッシュでその場を去って行った。