『もぉ、美羽も彼氏作りなよッ!!
今時高1にもなって彼氏イナイの美羽くらいぢゃなぃッッ!!』
はぁ…。とため息をついて私に言ってきたッッ。
私だって好きで独り身でいる訳じゃないのにッッ…。

キャ⌒!!!
その時人間が普通出すのかという声を出してるコ達がゾロゾロと廊下を走っていたッ。


『なにごと??』
私は奈美に問いかけた。
『あ~、多分2年の市原智也先輩だょ。
ホントカッコいいよねぇ⌒ッ!!』

奈美はうっとりしていたッ。

私はそんな奈美をほったらかしでまたケータイをイジッテいた。

その時まだ私は気づいていなかったんだ。

私のコトを見ていた市原先輩に…。