それから市原先輩に手をひかれ、家まで行った。 『美羽、ついたよ。』 ボーっとしていた私は市原先輩の声で顔をあげた。 『こっ、ここが家!?』 ウソでしょ! と言いたいくらいの家の大きさにビックリしたッ!!!お城かと言いたいくらい大きかった。 『そうだけど‥、じゃあ入ろっか。 』 市原先輩は私の驚きすぎの反応に苦笑いしながら私に声をかけた。