キミはね? 僕に言うんだ... 《寒いね》ッてね? 気持ちは分かるよ キミの白い肌は、 ピンク色に染まってた キミは立ち止まる キミの視線の先には…… キミの好きな人が、 他の人と仲良く歩いていたんだ “何か食べ行こっか…?” 僕は、こんな事しか言えないんだ キミは、小さく頷いた 本当はね? 今すぐ抱きしめて言いたいよ? “僕ぢゃダメ?”ッてさ キミは方向を変え、僕の手を引いて歩き出す 冷たくなったキミの手…… キミの心は泣いていた .