1月20日


また今日も彼はいつものように1時20分きっかりに現れ…いつものカウンターの一番奥の席につく。





「いらっしゃいませ。」




とアタシがお冷やを運んでも…彼はいつものように…アタシになんか視線を送ることもなく…



いつもの仕草でスポーツ新聞を開きながら「キャラメルモカを」と低い声で注文する。