走り出せ、コスモス*



「やあ…あんっ」

もう手を握ってられなくて、先生のお腹に両手をついてかがんだ

「なん…で こんな奥…」

先生、もしかして今まで手加減してたの?


「せんせ… いつもと全然

ちが…っ」

こんなの…はあ

先生を気持ちよくしたいのに

私の方が良すぎて…できないっ


「沙枝ちゃ ごめん…早い

多分も すぐ…っ」

ゆっくり顔を上げて、先生の顔を見た

目を閉じて、息が荒い


「は… ぁ…」

先生…気持ちい?

もっと 感じて?

「あ 先生ダメ 動いちゃ

や…!」