部屋で食事して遊んだあと、今日はアメトークのスペシャルだったことに気づいた
家で撮っといてって言ってない!
「ん 沙枝ちゃ~ん?」
いつものように、先生の手がまわる
「も…今日はテレビぃっ」
「んーテレビだね~」
ぜんっぜん 聞ーてないし…!
「ん…」
首筋に、キス
あ これ
これだよ…!
「あのね今日は…」
「ん?」
「今日はね…
私がする…っ」
「え…?」
あの記事に書いてあったこと
いつもしてもらってばかりはやだ
私も先生に気持ちよくなってもらいたい
「え テレビは?」
「先生が言ったんじゃん…もーいい」
じっと目を見た
「はー焦った 無理しなくていいよ?」
「無理じゃない」
抱きついて、口を開けた
「届かない…もっと下来て」
キスしようとしても、自分からじゃ届かない かっこつかないなぁ…
服を掴んで、背伸びしたら届いた
ピチャ…ピチャ…
背伸びしてるから体がフラフラした
「どう…?下手…?」
「やばい… 昇天しそう」
先生は、手で目を隠した
「だって…俺
沙枝ちゃんから抱きついてくれたってだけでも嬉しいのに
そういえばこの間それだけで片桐先生ともめたばっかりだし」
「こっち来て」
先生の手をひっぱって、ベットの方に歩いた
「いやいや、もういいです
もう沙枝ちゃんに『したい』って言わせただけで快挙だから
今日はいいよ お腹いっぱいです」
「いーからっ」

