―あと30秒…― 「ねぇ…あたし達って両想いってことになるの?」 なんて、アホな言葉だけど太郎は笑って 「そうだと俺は、信じたいですけど?」 と、言った。 いいの? その笑顔… あたしが独占していいの? 「あたしも信じたい…」 「んじゃ、両想いってことでいいんじゃね?なんか呆気な??」 ごもっとも… 呆気ないよ… こんなの… なんて、あーだこーだ言っている内に 二人の距離が最も近づくまで、カウントダウンが始まった。 10、9、8、…