「それじゃ、また機会があったら、勉強会やらない?」 祥が提案した。 「今度はもうちょっと勉強出来るといいな。」 賢志の言葉にみんな笑った。 「じゃあな。」 「またね。」 …幸江たちと別れ、私は賢志と日差しが強い帰り道を歩いていた。