「…そうだ!ちょっとバドミントンでもやらない?」 私は部活用のバッグからラケットを2本取り出した。 「なんでいつもバドミントンなんだよ?普通、こういう川原でやるのってキャッチボールだろ?」 賢志がシャトルを打ちながら言った。 「いいじゃん。それにキャッチボールって男同士でやるイメージあるもん。」 私はシャトルを思いきり打ち返した。