非日常standard【short】5

その日からあたしはサトナカ君に告白することばかり考えていた。


ノンたんとも、いつ告白したらいいかなぁとか、どんなシチュエーションで告白したらいいかなぁとかいう会話。


家に帰ってからも、いきなり彼に「サトナカくん」とか呼んだら、何で名前知ってんのって気持ち悪がられるだろうなとか、自転車に乗っている彼をどうやって呼び止めるか、とか…。


あたし自身受験勉強しなければいけないのに、勉強していても全く頭に入ってこない。

いろんな思い、考えが頭の中でごちゃ混ぜになっていたせいだ。





「うああああああああああ」




「ちょっと!!うるさいわよっ!!」




「はあぃ」


もうどうかしちゃっている自分に気づいてはいるものの、自分ではもどうにも出来ない。


今頃サトナカ君は何してるのかなぁ…。