「幸せボケって…。」


「そうだよね〜。このまま、結婚しちゃったりして!!」


依子の言葉に、カァ〜っと顔が赤くなる。


そんな私の様子を見て、2人は驚きつつ私に聞いた。


「…由香里…もしかして、同棲って…結婚前提だったりするの…?」


その言葉に勢いよく、首を縦に振った。


「…さすが、年の差恋愛は違うわ…。」


感心するように2人は頷いた。


本当は同棲、高校卒業と同時の予定だったんだけど…。


家族と離れて暮らすのは、今も寂しい気持ちはあるんだけどね。


浅賀さんと離れたくない気持ちの方が強かったから…。


“愛”の力…かな?