そのせいか、温かい家庭の雰囲気がとても心地良い。


今日は緊張感でいっぱいだった日だけれど…。


とりあえず由香里の家族公認の交際を認めてもらえて、本当に良かった…。


…温かい家族を作っていこうな…由香里。


「…ところで亮君。由香里とは…どこまでいったんだ…!?」


「…えっ!?まぁ…“純粋”な付き合いですよ…“純粋”な…。」


「“純粋”ねぇ…どういう“純粋”かな…。」


「…政樹!」


「なっ…絶っ対、由香里はやらん…!!」


「…ちょっと、お父さん!!」


…でも…これは…。


前途多難…かな。