年が明けて数日。


お正月休みの残り2日間は、家でまったりと過ごした。


浅賀さんは仕事が忙しく、家にいても寝るか仕事するかのどっちか。


だから正月くらいは、2人でゆっくり一緒の時間を過ごした。


まぁ…ごろごろ寝ていただけなんだけど。


そんなゆっくりした時間も終わり、浅賀さんは4日から会社へ行った。


当の私は冬休みだから、里美や依子と遊んだり、充実した休みを過ごしていた。


そんな冬休みも終わりに近づいた頃、咲希さんから電話がきた。


待ち合わせ場所のカフェに向かうと、咲希さんはもう来ていた。


「ごめんなさい、遅くなって。」