同級生だった子達と軽く話をして、店を後にした。


それからの俺は、2人を止めようと必死だった。


「もう遅いし、日を改めてから…。」


「日を改めるって、いつの話になるかわからないだろ!」


「みんな仕事で都合つかないし。ってか、10歳下ってことは…高校生か!浅賀もやるな…。」


「何がだよ…!」


痛いところを突かれつつ、足は自分のマンションへと向かっていった。


時間は夜の10時。


少しでも早く家に帰れるのはいいが…。


由香里に2人と会わせることを考えると…。


少し頭が痛いな…。


そんな思いを抱えつつ、マンションのエレベーターに乗った…。