「普通さぁ…好きでもない人にお菓子作る?」

「む……」

小雪に聞かれた自分は話す言葉が見つからなかった

また沈黙が走る。

…重い。


「じゃあこの話は終わり!」

沈黙を破ったのはまたもや小雪。

「いきなりごめんね」

小雪は謝った。

「いや、小雪は悪くねぇよ。」

自分はそんな会話を交わして小雪を家に送ってった。


そのとき綾美の話題はなかった。