目、泳いでんだけど。












「ねぇ、聞いてんの?」



「…新しい仕事先の人だよ」




怪しい…



凌馬の奇妙な電話は一ヶ月続いた。




休日、凌馬は会社の人と会うといって家を出ていった。



萌と優馬、二人きり。




「優馬どっか行く?」



優馬は久々で超喜んでる。




ちょっと遠出して電車で行くことにした。