もしかしたらもう会えないかもしれない。 そう思うと涙が流れた。 「大丈夫。また会える」 凌馬は一番悲しい癖して笑っていた。 「んじゃ二人で頑張ろー!」 「三人だよ?」 そう、萌には赤ちゃんがいる。 元気出さなきゃ… 昼飯の支度をしている凌馬が出したお皿の数は三枚。 一枚… 多いよ。