「優馬ちょっと外いこっか!」 噴水の前に座っていると見慣れた人影。 「…萌」 「孝…志」 孝志は優馬の頭を撫でた。 「昨日はゴメンな…?」 「…ううん。何?風邪?」 「いや、おふくろが入院してさ」 おばさんにはよくお世話になっていた。