だらだらしていたらあっという間に九時になった。 「送ってくから準備しろ。優馬も」 凌馬は上着を羽織り車のキーを持った。 萌が上着を着た時、優馬がポケットから何かを出した。 「誕生日プレゼント」 箱を空けるとフレグランスがあった。 「俺のフレグランスの女性用」 付けてみると凌馬のより甘い香りがした。