何分かして自動車が止まった。 凌馬の車。 「お母さんちょっと遊びに行ってくる」 ドアを出ると凌馬が立っていた。 「怒ってるよな…?」 当たり前だし。 「ホントに何もないから!」 無視して車に乗る。 「まず家行く?」 「うん」 一旦凌馬の家に。