なんかよくわかんないまま美容院へ。










「カラー戻すんだぁ」



男の美容師。




「うん、萌がお迎え行きたいからね!」



お母さんの代わり。



萌が出来ればいいよね。




凌馬がかつて愛した人の代わりなんてしたかないけど。





「何色?」



「黒と茶色的な感じで」




美容師が染め粉を持ってくる。




くさっ