「俺がやった」 ニヤニヤしながら緒里が言う。 「うわっ、何その顔… 超嫌な予感するんだけど」 「とりあえず約束は約束なんで めい、ゆーこと聞いてもらうよ」 もうあたしに権利はない。 「ずぶ濡れだし…まず上の 脱ごっか♪」 言われた通りに脱ぐと下の ブラウスまでびちょびちょだ。 「黒のブラっ!」 しまった、緒里の奴… これが狙いだったのかっ とっさに胸を手で隠す。