『でも…』 子犬のような目で見つめないで~!! 『大丈夫ですから!ね?気にしないで?』 そう言って微笑んだ時だった ガシッ え?? 『今から新しいの買いに行きましょう!俺が買います』 返事をする間もなくあたしたちはファンの中を駆け抜けていた えぇぇぇぇぇぇ!??? 頭がついていかないんですけどぉ!? 走りながら振り返ると唖然としたファンの女の子たちと信子、そして通行人たちが立ち尽くしているのが見えた