たくさんの女の子たちに囲まれて笑っているYUZUに目を奪われたあたしは動けなくなっていた。 『利香??』 『え?あッ…』 信子に名前を呼ばれて我に帰ると同時に衝撃が走った。 YUZUを見つけた女子高生があたしにぶつかった。 その衝撃であたしの手に握られていた携帯がスルリとYUZUを囲んでいる女の子たちの輪の中に落ちていってしまっていた 『携帯が…』 『あちゃ~…完全に踏まれてるよ…バーゲン並みだもん』 信子が冷静に輪を見つめ言った。 『だね…諦めるよ』 ほんとついてないな…