「・・・って、いうことになっちゃってさ。カツヤも一緒に図書館行くってことでも構わないかな?」
その夜、思い切ってタイスケに電話をかけて事情を説明した私。
「・・・。」
無言のタイスケ。
今、何考えてる?
「ねぇ。タイスケ、聞いてる?」
「おう。ちゃんと聞いてる。」
「で、どうしよう?」
「どうしようって、お前はカツヤと一緒に勉強すんだろ?」
「っていうか、タイスケと三人で・・・さ。」
「バカか、お前。」
「は?」
「カツヤは、全く頭の切れる奴だよ。お前もそのまま言いくるめられてやんの。」
「どういうことよ!」
「そんな状態で、俺が一緒に勉強できるかっての!」
タイスケの声が少し大きくなった。
「俺、思いっきりお邪魔虫じゃんかよ。」
あ・・・。
「お前、言っとくけどな、つきあい出してラブラブ状態のカップルが難関大目指して一緒に勉強なんて、集中してできるわけないっての。」
「・・・。」
「一緒に勉強して受かってから恋人同士になるなら、ともかく、だけどよ。」
?!
「だから、今のお前にカツヤと二人で勉強するってのは無理。しかもカツヤはあと一年あるわけで、そんなに気合い入れなくてもいい身分だしよ。」
確かに。
タイスケは大きなため息を一つついた。
その夜、思い切ってタイスケに電話をかけて事情を説明した私。
「・・・。」
無言のタイスケ。
今、何考えてる?
「ねぇ。タイスケ、聞いてる?」
「おう。ちゃんと聞いてる。」
「で、どうしよう?」
「どうしようって、お前はカツヤと一緒に勉強すんだろ?」
「っていうか、タイスケと三人で・・・さ。」
「バカか、お前。」
「は?」
「カツヤは、全く頭の切れる奴だよ。お前もそのまま言いくるめられてやんの。」
「どういうことよ!」
「そんな状態で、俺が一緒に勉強できるかっての!」
タイスケの声が少し大きくなった。
「俺、思いっきりお邪魔虫じゃんかよ。」
あ・・・。
「お前、言っとくけどな、つきあい出してラブラブ状態のカップルが難関大目指して一緒に勉強なんて、集中してできるわけないっての。」
「・・・。」
「一緒に勉強して受かってから恋人同士になるなら、ともかく、だけどよ。」
?!
「だから、今のお前にカツヤと二人で勉強するってのは無理。しかもカツヤはあと一年あるわけで、そんなに気合い入れなくてもいい身分だしよ。」
確かに。
タイスケは大きなため息を一つついた。



