2/3友達

翌日。

見渡す限りの青空。

全く。

タイスケと会う時って決まって、バカみたいな快晴。

奴はどうも思いっきり晴れ男らしい。

「よっ。お待たせ。」

待ち合わせの時間きっちりにタイスケが現れた。

そういうとこ、意外ときっちりしてるのよね。

相変わらずラフな格好。

自分のラッキーカラーはブルーだ!なんて抜かして、いつもブルー系の洋服なのよね。

まさに晴れ男色。

「さてと。映画まで時間あるし、飯でも食うか。」

タイスケは、キョロキョロと見渡して何かを探した。

「あったあった。」

タイスケが指さす方向には・・・。

「マクド」があった。

「またマクドぉ?あんたと何回マクド入ったかしれないわ。」

私は首をすくめた。

「だって、そんなゆっくりする時間もないしさ。手っ取り早いし、うまい。これに限る!」

「なんじゃそりゃ。」

ま、そう言いながらも、マクドがそれほど嫌じゃない私。

タイスケの後に続いた。