「聞かれたぁ・・・。」
ぼそっと答える。
「で、なんて答えたんだよ。」
タイスケは私から目をそらした。
「・・・受験勉強しにきたって。」
まさか、タイスケには言えないよね。
ちょっと誤解されそうだし。
「それだけ?」
「うん。」
「俺のことは?」
「安心して、言ってないから。」
「あ、そ。」
タイスケは、問題集を広げた。
だってさ。
なんとなく言えなかったんだ。
きっと、部活でカツヤに会ったら、真っ先に冷やかされるのわかってんだけど。
それなら今言っちゃえばいいのに。
そういう判断がいつもにぶるんだよね。
はぁ。
何に後悔してんのかわからなくなってきちゃった。
ぼそっと答える。
「で、なんて答えたんだよ。」
タイスケは私から目をそらした。
「・・・受験勉強しにきたって。」
まさか、タイスケには言えないよね。
ちょっと誤解されそうだし。
「それだけ?」
「うん。」
「俺のことは?」
「安心して、言ってないから。」
「あ、そ。」
タイスケは、問題集を広げた。
だってさ。
なんとなく言えなかったんだ。
きっと、部活でカツヤに会ったら、真っ先に冷やかされるのわかってんだけど。
それなら今言っちゃえばいいのに。
そういう判断がいつもにぶるんだよね。
はぁ。
何に後悔してんのかわからなくなってきちゃった。



