きれいな人って怖い顔するとものすごく怖いのよね。
カツヤが私の視線をたどって、彼女の様子に気づいた。
「あ、この人はナツミさん。俺の所属してる剣道部の先輩だよ。」
「あぁ、そうなんだぁ。」
彼女は私を上から下まで舐めるように見て、くすりと笑った。
な、なぁんか、嫌な感じ!!
とにかく、ムカムカしてきたからこの場を退散しよう。
「じゃ、またねぇ。」
私は二人にくるりと背を向けて、タイスケがいる方へ戻って行った。
私の背後でカツヤの声がした。
「タイスケさんと?」
もうどうでもいいわ。
振り返らずに、
「そうよ。二人でK大目指してんの!」
なんて言っちゃった。
げー。しまったぁ。
「K大?」
カツヤは意表をつかれたようだった。
そりゃそうよね。
タイスケだけならともかく、私がK大だなんて。
っていうか、二人で目指してるなんて。
まるで付き合ってるみたいじゃないの!
あぁあ。
やけっぱちになりすぎたかな?
後悔先に立たず。
私はその場を逃げるように立ち去った。
カツヤが私の視線をたどって、彼女の様子に気づいた。
「あ、この人はナツミさん。俺の所属してる剣道部の先輩だよ。」
「あぁ、そうなんだぁ。」
彼女は私を上から下まで舐めるように見て、くすりと笑った。
な、なぁんか、嫌な感じ!!
とにかく、ムカムカしてきたからこの場を退散しよう。
「じゃ、またねぇ。」
私は二人にくるりと背を向けて、タイスケがいる方へ戻って行った。
私の背後でカツヤの声がした。
「タイスケさんと?」
もうどうでもいいわ。
振り返らずに、
「そうよ。二人でK大目指してんの!」
なんて言っちゃった。
げー。しまったぁ。
「K大?」
カツヤは意表をつかれたようだった。
そりゃそうよね。
タイスケだけならともかく、私がK大だなんて。
っていうか、二人で目指してるなんて。
まるで付き合ってるみたいじゃないの!
あぁあ。
やけっぱちになりすぎたかな?
後悔先に立たず。
私はその場を逃げるように立ち去った。



