「ノックしてって、いつも言ってるじゃない!」 「うるせー。それよりお前、なに考えてんだよっ!」 部屋に入ってくるなり、怒りで三角形の形になっている琉生の目。 信じられないかもしれないけど…目の前にいる彼は、さっき舞台で優しい笑顔を見せていたRUIと同じ人物。 そしてお隣に住んでいる幼なじみで あたしの“大好き”な…ヒトだったりする。