パンダがゆっくりとこちらへ首を向ける。 目は無いように思う、ピンクで塗りつぶされているからだ。 それでも、こちらを見ていると感じ、私の背中に隠れる佐藤を押し出すように、そして、パンダに気付かれぬように、ゆっくりと後退りする。