「このフルーティーな香水のぉ〜香りはね?」







白井はムフフと口に手を当ていやらしく笑った





そしてまた話だした







「うふッッ、さっきねぇ〜一条先生トォ〜♪キャーキャー」






全部言ったかと思うとキャーとか言って白井は自分の世界に入り込んだ







「こりゃダメだ…」







はっきりとそう言いながら額に手をはわした






ふぅ、





「先生、いいから教室連れて行ってください!」







さすがにイラついたので白井を止めた








「あっ、ごめんなさい。取り乱しました」







「乱しすぎです。」







自分らしくもなくノリツッコミをしてしまったことに内心、後悔した







「じゃあ、行きますか?」







「はい」







私は変におかしくて、きずかれない程度に口をゆるめた








「let's go」








英語の教師かな?









そんなことを思いながら白井について行った











バカみたい…











クスクス。






どんなクラスだろ?




内心こんな気持ちでもあった…