あたしは愁をそのままにしてシャワーを浴び着替えた。 リビングに行くとお母さんとお父さんがいた。 「凛、起きたの…もぉ大丈夫なの?」 「…多分もう大丈夫。ごめんなさい…。迷惑かけて。」 頭を下げ謝った。 顔をあげるとお母さんは少し微笑んだ。 「不安なんてお母さんもたえなかったわ。こんなに大きな家の息子さんと結婚するなんてっていろんな不安がいっぱいあったわ。何にもできなかったし、あなたと同じだった。それでも、好きだったから結婚したわ。」 お母さんが結婚するぐらいの頃の話をしてくれた。