入り口に立ってる隆太さんはこれでもかってぐらい奏太さんを睨んでて、奏太さんもこれでもかってぐらい睨み返している。 …火花が飛び散ってる… ……怖い!!! 「…下がってろ」 奏太さんの言葉にあたしと奈美は壁のほうへ近寄った。 奏太さんがゆっくり立ち上がるのと同時に隆太さんの後ろから不良っぽい学ランを着た人が四人顔を出した。 四人とも奏太さんや隆太さんほどじゃないけど、奏太さんを睨んでて… 隆太さんが言った『奏太をボコる』って言葉の意味が分かった気がした。