でも、それは奏太さんのセイでも… ――もちろんお父さんのセイでも… ―…誰のセイでもなくて。 「…ったく何で俺が恨まれなきゃなんねぇんだよ。俺より上行きたければそれなりに努力すりゃいいだけじゃねぇか」 あたしが思ったことを奏太さんが言った。 「……一人にさせて」 …隆太さんはその言葉を聞いてそう言ってからこの部屋から出て行った。 「隆太…っ」 奈美も追いかけるように部屋を出て行く。 ということで、この部屋にはあたしと奏太さん… …―と、戦闘不能者の男約四名…。