しかも『しろよ!』って思いっきり命令形で…!! …怒りの矢先があたしに向けられたらどうしょう!! マンガだったら顔に青い線が何本も入ってるだろうな… でも意外に隆太さんはあたしに目もくれなかった。 って言うより奏太さんに夢中すぎてあたしの叫び声なんて聞こえなかったっぽい。 よかったって思った反面ちょっとムカッと来た。 …っていうのは口が裂けても言えないけどね。 すると、奏太さんのほうからいつもより低い声がした。 「俺がこいつらに負けるとでも思ってんのか」