「ねー、ところで何をどーすんの??」

「アキは見かけによらず考えてんじゃないかぃ」


エリカに突っ込まれ、アキは頬を膨らませた。しかしアキの言うとおり一体何をどうしたらよいのか・・皆目見当もつかないのである。
8人はうーん、と唸り首を傾げる。


「誰か変身でもできンの?」

ミチルが冗談半分でちらりと皆の様子を伺う。
まってましたとばかりにエミが大きな瞳をさらに大きく輝かせ、興奮ぎみにまくしたてた。

「あのね、あのね!エミずっと憧れてたの!も〜〜嬉しいぃぃぃぃっ!!
やっぱり戦うには変身だよね!!こう・・制服が変形しちゃってそんで技がね・・!!!」


「「できないって!!!」」



暴走妄想ぎみのエミを皆が上から押さえつけた。本人は未だ興奮冷めやらず、といった感じだが。