ダークが様子を見に来た事など知らない明美は、夢の中で大好きな彼と遊んでいた…




「ムニャムニャ」




暫くして明美は目覚まし時計より早く目覚めた…




「久し振りによく眠れたわ♪とってもいい夢だったなぁ…」




明美はある事が気になっていたので恋愛教科書を読んでみた…




「そうだ!ダークって呼び出せるのかなぁ…すると…」




目の前にダークが現れた…




「えっ!何で?」




「俺を呼んだだろう」




「呼んだと言うかぁ…」




「どっちだ?」




「じゃぁ~呼んだでいいよ」




「はぁ?」




ダークは不思議な顔をしていた…




「明美、あの方が喜んでたぞ」




「だから~あの方って誰よ!」




すると、ダークが答えた…




「明美が幸せになったら会いに来るよ」




「幸せねぇ…まだ無理だよ」




「恋愛教科書を読んでるか?」




「…少しだけ」




「少しって…それじゃ~無理だろう」




「だって、難しいよ恋愛教科書…書いてある事がさっぱり分からん」




「その恋愛教科書はなぁ~あの方が明美の為に作ったんだぞ!分からない訳ないだろう」




「だから…私の名前が書いてあったの」




「ああ、おっと、時間だから帰るな」




「うん」




「明美?大丈夫か?」




「私は大丈夫だよ」