「これか?コレは…」

「コレは?」

「この玉を飲むと俺様は明美の心の声が一時的に聞こえなくなる」

「じゃぁ~心が読めないって事?」

「ああ」

「そうなんだ~」

「何か嬉しそうだな」

サタンは明美をジロっと見た…

「そ、そ、そんな事ないよ(汗)」

「俺様と暮らすのに心の声を聞かれて困ってたんだろう?」

「え~と…」

「俺様は明美の考えは分かるんだよ!」

「……」

明美は黙ってしまった。それは、サタンが悲しい顔をしていたからだった…