「明美ならいいか」

その言い方にビックリした明美は…

「サタン?どうしたの?いつもなら…そこで怒るのに」

「俺様の好きな女になら、何を言われてもいい」

「恥ずかしいんだけど///////」

「何でだ?俺様が明美を好きだから言ったんだろう」

「でも、私は…まだ」

「分かってるから言うな」

明美は、まだ彼の事が忘れられないでいた…

【ゴメン、サタン…】

「ああ」

「そうか聞こえるんだっけ」

「気にするな」

「でもね~少しはサタンの事は好きよ」

「そうれだけで十分だ」

サタンはそう言って明美を優しく抱きしめた…

「サタン?」

「何だ?」

「約束を思い出したらサタンは魔界に帰るの?」

「ああ、帰るよ」

「そうなんだ…じゃ~早く思い出さないとね」

「イヤ、ゆっくりでいい」

【明美が思い出したら、きっと泣くだろうからな…どうしたらいいんだよ!思い出してほしいが、明美の泣く姿は見たくない…】

サタンは明美を抱きしめながら考えていた。するとサタンは急に…

「ゴメン、明美」

そう言ってキスをしてしまった。最初は軽くキス、段々恋人がするようなキスをサタンはしてしまい…

「サタン待って」

明美は叫んだがサタンは聞いてくれなかったので明美は心の声で言った…

【お願いサタン止めて】

するとサタンは明美に…

「もう、手遅れだ」

そう言ってキスを続けた…